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至高の昭和プロレス ザ・コンビクト(2019/3/27)

 先日、休みの日にやっと「至高の昭和プロレス~ BI砲(4)」(2019.02.24放送)を見ることが出来ました。もちろんBI砲を見たかったのですが、なんと言っても「大熊元司 vs ザ・コンビクト」のワールド大リーグ戦の公式戦がうれしかったですね。ザ・コンビクトの試合を見たのは放送当時以来なので、ほぼ50年ぶりぐらい。50年ぶりと言っても、どんな試合だったのかも全く記憶にはありません。ただ、こども心に「馬場が優勝するには強敵がやってきたな」と思っていた記憶があります。当時は「猪木」じゃ無くて「馬場」が優勝すると思っていましたから。

 私は「コンビクトは手錠をかけられたまま入場して、手錠を外してもらって試合をして、また手錠をして退場していった」と記憶していましたが、大熊との試合では、入場は手錠姿じゃ無かったですね。恐ろしく凶暴な選手なので、手錠をしないと入退場出来ないと思っていましたが、記憶って作られるものかもしれないですね。

 ビデオを見ると、今のプロレスの感覚で見ると物足りないかもしれませんが、結構な迫力がある闘いだと思いました。ネットの書き込みとかでは「コンビクトの試合はいらないから、馬場の試合をもっと・・・・」みたいな意見も見受けられましたが、私にとってはBI砲以上に嬉しい発掘ビデオでした。

ザ・コンビクト

 この頃の週刊ファイト(縮刷版)を見てみると、4週から5週ぐらい、毎週毎週「ザ・コンビクト」の記事で盛り上がっています。

 ジャイアント馬場を上回る身長、体のでかさは、やっぱりインパクトがありました。刑務所に服役していた狂人(なんの犯罪で刑務所に服役していたのかはナゾですが)、戦慄のベアハッグ、ネックハンギング・ツリー、日本人を皆殺しだ、ワクワクするのも当然ですね。「外人係のジョー樋口もお手上げで「あいつを怒らせることだけはしないでくれ」とのこと。ハンディキャップ・マッチでも当然のことながら大勝利です。

 しかし、特集も3週目に入ると「コンビクト、実はいい人」の論調に。おばちゃんを抱き上げる写真もほのぼのとしていていいですね。悪役に徹しきれなかったのも、本当に「いい人」だったからでしょう。「アイスクリームが好き」「万博に行くのが楽しみ」だそうです。うーん、アメリカでは何の罪で服役していたんだろう。

 そして猪木とのシングルマッチでは、ロープ最上段のニードロップに完敗してしまいました。


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I編集長・喫茶店トーク

 結局どれほどの実力があったのか、良くわかりませんが、もっと生かせたキャラだったのではないかと感じます。私にとっては、記憶の中でどんどん肥大化していった大好きなプロレスラーの一人です。

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