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ショーケンの訃報(2019/3/29)

巌流島・東スポ

 萩原健一の訃報を聞きました。プロレスにも関わりが強い人・・・と思うのは昭和プロレスファンだけ?。金曜夜8時の「太陽にほえろ」と「ワールドプロレスリング」両方見たい番組でした。でも、やっぱり猪木から倍賞美津子をもってっちゃった人というのが一番の印象です。プロレス誌では猪木と美津子夫人の仲むつまじさが度々話題になっていましたパキスタン遠征の時のラクダに乗ったショットとかとても良い感じでした。離婚は残念な気持ちになったものです。まぁ、みんながそれぞれ正直に生きた結果なので、誰が悪いという訳でもないんでしょうが。

 巌流島の闘いがちょうどその頃でした。猪木の半ばヤケクソ的な試合に逆に心を動かされました。ショーケンがいなかったら、もしかしたら「巌流島」の名勝負も生まれなかったのかもしれません。ということは、萩原健一さんはプロレスの歴史に貢献した人なのかも。

 どうでも良いですが、東スポの見出しが「青」だったんですね。それも手書き。

巌流島・東スポ

 猪木が試合前に書き残した一文。「私に万が一の自体が起きた時は・・・・」というのは、試合を盛り上げるためとかマスコミ用とか、それもあったんでしょうが、本当の気持ちを表しているような気がします。「もう、どうにでもなれ。万が一の事態が起きてもかまわない」と。プロレスって「つくりごとの世界」と言ってバカにする人もいますが、リアルの世界と入り交じっているところが面白いところなんですけどね。

巌流島・東スポ巌流島・東スポ

 「巌流島」の無観客試合。マスコミのヘリコプターが飛び交う光景、野外のリングとかがり火、いつ試合が始まるのかも分からない・・・・こんな破天荒な試合を企画できる猪木の発想力が素晴らしいですね。そして「アリ戦」「ペールワン戦」「第一回IWGPの決勝」「ソ連」「バグダッド」「北朝鮮」このスケール感がたまらない魅力です。さらには「借金」「国会」「人質解放」「政治スキャンダル」といつも世間を騒がせてきました。

 などと言いながら次に来る台詞は「それに比べて今のプロレスは・・・」となるのが、古いファンの悪いところ。歳をとった証拠だと言われてしまいますので、言いません(言いたいけど)。そういう意味では「中邑真輔」とかは注目したいレスラーです。総合格闘技戦参戦、若きIWGPチャンピオン、そして渡米、カッコいいと思います。一人の生き方だけを見ると彼こそ「闘魂ゲノムの伝承者」といえるのではないでしょうか。ただ、猪木はプロレス界をはみ出して社会に影響を与えるほどの行動力でした。そこが魅力なんです。

 萩原健一さんを偲ぶつもりが、猪木を偲んでしまいました(まだ生きてます)。「エメラルドの伝説」も「傷だらけの天使」も「大阪で生まれた女」も好きでした。ご冥福をお祈りいたします。


Favorite Cafe 喫茶店トーク

I編集長・喫茶店トーク

 巌流島に携わったマサ斎藤、審判をしていた山本小鉄、みんな旅立ってしまいました。ただ、新日本プロレスを隆盛に導いた元祖とも言える猪木・坂口、両巨頭が健在。これからも元気な姿を見せてほしいものです。「元気ですかぁー!!!!」

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