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1983年5月28日、第1回IWGP広島大会を観戦しました。当日のカードが載っていないかな、と思ってパンフレットの「闘魂スペシャル」を開いてみましたが、「本日の試合」のページにハンコ無し。そう言えば、このシリーズからパンフレットが書店でも販売されるようになったので、観戦まで待ちきれなくて本屋さんで購入したのを思い出しました。書店でプロレスのパンフレットが売られていたなんて、いかにプロレスがブームだったのかが分かります。でも、やっぱり「本日の試合」のスタンプはあった方がいいですね。
この日の「アントニオ猪木vsキラー・カーン」のフィニッシュ・ホールド「卍固め」の写真が「月刊プロレス7月号」付録ポスターになっていました。アントニオ猪木のフィニッシュホールドの紹介で「卍固め」は必ず出てきますが、使われる写真は長州戦だったり藤波戦だったり、古くはクリス・マルコフやマスカラス。ビル・ロビンソン戦も印象的ですが、キラー・カーン相手に「卍固め」をかけている写真はあまり見かけません。
第1回IWGPは大ヒットしたシリーズで、猪木vs前田戦や優勝をかけたホーガン戦などに隠れて、地方での「猪木vsカーン」などはあっさりと伝えられただけでした。「月刊プロレス7月号」の記事の中にもあまり詳しくは書かれていませんでした。いいカードなんですけどね。でも付録のポスターになっていたとは、レアな感じです。レアと言っても、もう持っていませんけど。
エプロンサイドの「足4の字固め」のシーンは、会場で見ていて悪い予感がしたのを思い出します。過去の引き分け試合とか思い出して、「あーこれで終わっちゃう~」「まずい、猪木の得点が優勝進出に届かない」と心配しました。プロレスのいろんな事がわかっているつもりでしたが、結構本気で星勘定をして楽しんでいました。この時点では決勝進出が危ない状況だったと思います。そのあとにカーンがジャイアント戦でいい仕事をして、猪木が決勝進出。熱いシリーズでした。
「月刊プロレス7月号」は月刊の最終号の一つ前の号ですね。このあとの8月号を最後に週刊化されました。月刊プロレスの週刊化に合わせたように、新日本プロレスのゴタゴタが始まったような気がします。そして毎週毎週、動きが気になるので、結局4年間ぐらい毎週買い続けました。一年後にはゴングが週刊化されたので「週刊プロレス」と「週刊ゴング」そして「週刊ファイト」の3誌紙を毎週全部買うという、プロレスバカぶりでした。それらの雑誌が捨てられないのでたまる一方。その後、20年以上保存したあと全部PDF化して処分しました。大変な作業でしたが、気になった時にいつでもデータを開くことができます。箱詰めして押し入れや倉庫に入れておくと、結局、ほとんど見ることができないので、絶対にPDF化はおすすめです。
付録のポスターというのは折りたたんであるので、たたんだシワがどうしても取れないのですが、画像を修正すればきれいになります。