プロレス雑誌の表紙集のギャラリーページも見てね。
ツイッター twitter も見てね。
古い雑誌の中から20年以上前に頻繁に利用していたプロレス・格闘技ショップのビデオレンタルカタログが出てきました。
まだレンタルと言えばVHSビデオの時代にリストの上から順に片っ端からレンタルしていたことを思い出します。懐かしいですね。当時は30分ものとか、短いビデオでは17分なんてのもありました。それでも1本の定価が1万円 近くでした。レンタルでも1本1000円とか、内容の時間数で料金が違ったりしていました。今とは隔世の感がありますね。
借りたら必ずダビングして保存していましたが、80年代前半は生テープがこれまた1本1000円以上。ダビング用のビデオデッキも20万円ぐらいのを2台所有していました。さらにコピーガード解除装置までそろえていたのですから、どんだけプロレスビデオに金をかけてたんだ、という感じです。今より確実に収入も少なかったのに、よくもそんなに金が使えたものだと不思議に思います。まだまだバブル時代と、その後はバブルの余韻が残る時代だったんですね。その頃に堅実にお金を貯めていたら今頃けっこうな資産家?、でも投資に失敗して悲惨な目にあってたかも。その時々できちんと判断していたつもりですが・・・。オロカだったなぁと思うことも。
で、プロレス・格闘技ショップ「Champion」の話ですが、レンタルすると掲載した画像のようなA4 用紙にワープロ打ちしたビデオリストが封入されていて、それを眺めるのが喜びでした。細かい注意書きも面白いので掲載しました。そのうち「Champion」さんはビデオ販売とレンタルの業績が好調だったようで、印刷された小型の冊子に更新されました。
今でもこのビデオリストを見るとワクワクしてきます。この頃からいろんな団体の試合がビデオ化されるようになりましたが、最初の内は「新日本プロレス」が圧倒的なタイトル数でした。「全日本プロレス」も同じぐらいの歴史で同じぐらいの試合数をこなしていたので、同じぐらいのビデオタイトルを発売することができたと思うのですが、ほとんどビデオ化されていません。
そうこうするうちにビデオカタログはA4の冊子に昇格、ページ数も増えて有料で販売されるようになりました。もちろん購入しました。その頃は入手可能なビデオの一覧が写真付きで見れるのはコレしか無かったので、迷わず買いました。Championさんは先見の明があったのですね。
多分、リストにある「新日本」「全日本」「UWF」は全部借りたと思います。ダビングして保存していましたが、今となってはどこにいったやら・・・、と言う状態です。いくつかはPCに取り込んで大切に保存してあります。昔のビデオって、権利関係の判断が緩く、入場曲の差し替えがされていなかったり、写っている人で権利の確認できない人にボカシを入れてなかったり、それはそれで良い時代だったと思います。まだまだPCで動画を保存するような時代では無かったので、増えていくビデオテープに危機感を感じたものでした。
今はDVDを借りたりすると(レンタルすることもめっきり少なくなりましたが)PCデータで保存しているものの、HDDが「カツッ!」と音がしてそれっきり読み出せなくなった経験は一度や二度ではないので、一瞬で消失してしまうのが心配です。ただ、データが壊れていること自体に何年も気づかないこともあるので、最近は、自分でデータを保存する事に意味があるのかとも思います。もう、そんな時代でも無いのでしょう。
「Champion」の店舗は水道橋にもあって、後楽園ホールから水道橋駅へ戻るときに駅に行かず、右側のビル(の6F だったかな?)に立ち寄るのがお決まりのコースでした。もう20年以上行っていないので、まさか「Champion」は営業していないだろうと思って検索してみたら、場所は2ブロックだけ移動して、水道橋でしっかりと営業してました。プロレス・格闘技ショップ「Champion」さん、その節はお世話になりました。また時間をみつけて行ってみたいと思います。
別にお店の回し者ではありません。ただ、古いカタログを見て懐かしかったもので、画像もたくさん掲載しちゃいました。ビデオレンタルとかは昔の話ですので、お間違いなく。
カタログとかチラシとか、捨ててしまうような新聞とか、思わずそういうものを見つけると嬉しい。