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ビデオのお話の続きです。初めて買ったビデオデッキは、“ベータ”のSONY SL-HF66、HiFi化されて音が良くなったので、「コレは買い!」と判断して購入に踏み切りました。定価は確か24万円ぐらいだったと思います。そして、“VHS”も見れないと時代について行けないし、絶対にダビングをしたくなるだろうとの判断からNational NV-850HDも同時購入。プロレスを毎週録画して保存しておいたら、テープ代で破産してしまうので、大切な試合だけをダビングして保存するためにも、2台は必要との判断です。2台で50万円弱。給料の手取りが十数万の時代に良く決断したものだと思います。気分はバブルです。
高価なビデオテープ。2時間テープが3,000円。特に大事な試合はFUJIのXGシリーズを使いました。2時間テープが5,400円、アンビリーバブルです!。プロレスの放送を1時間まるまる保存なんて、とても無理な話ですね。今なら2時間撮れるDVD-Rが20円なので録画し放題(もう録画もしてません)ですが、当時お気に入りの試合だけ厳選してダビングして保存しました。もちろんCMは細かくカット。今となっては、その大事な試合と思われるのはほとんどパッケージ化されてもいるし、再放送もバンバン行われています。今、貴重なのは、局でも保存していない生放送のアンダーカードやCMなんですけど、手遅れです。
そして3年後には綺麗につなぎ取りができるフライング・イレース・ヘッド付きの最高級機種を購入。カタログもカッコいい。249,800円也。もう、完全にプロレスをダビングして編集することしか考えていません。
その後ビデオデッキの借金を抱えたまま(車のローンもあり)結婚して家庭を持ったので、しばらくおとなしくしていましたが、衛星放送が始まるとまたまた物欲がムラムラ。買っちゃいました。カタログにもムラムラですね。
そしてビデオデッキ市場は完全に“ベータ”が劣勢。やがて無くなることはみんな分かっている時に、「このままでは膨大な“ベータ”資産が再生できなくなる」との危機感から“ベータ”ビデオデッキの最高級にして最終(?)機種、SONYのSL-2100を一気にに2台購入という超暴挙に。よく妻が許してくれたものです。
こんな調子でビデオ道楽はまだまだ続きますが、もはやプロレスの話題でも何でも無いので、この辺で終わりにします。振り返れば、今が一番お金を使わない慎ましい生活をしているな、と思います。
このあと、5~6台のビデオデッキを買ってからPC録画に移行。膨大なテープ資産のデータ化には10年以上かかったでしょうか。今では時々大容量HDDを1万円ぐらいで買う程度なので、30年前にビデオにかけていたコストに比べれば、数10分の1のコストです。当時は、ビデオにコストがかかるのは“あたりまえ”と思っていました。