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古舘伊知郎の名実況集にいくつか追加しました。過去のワールドプロレスリング、それぞれの放送がすべて名実況なので、追加しても追加しきれませんが。追加コンテンツの中から2つだけピックアップしてみました。
■1983.05.27 高松市民文化センター
アントニオ猪木 vs 前田明
<古舘実況>
おーっと、猪木の卍固め。猪木の卍固め、猪木の卍固め、猪木の卍固めが出る、猪木の卍固めが出る、猪木の卍固めが出る。さあどうだ、アントニオスペシャル卍固め、アントニオスペシャル卍固め。
「卍固め」の連呼、連呼、連呼だー!、ですね。ひたすら連呼するのも名実況のひとつです。なぜか同じことを繰り返しているように聞こえないのが不思議です。
この頃から古舘伊知郎なら何をしゃべっても“名実況”に聞こえてしまうという、いわゆる“確変状態”になってきたと思います。
■1977.12.08 蔵前国技館
坂口征二&ストロング小林
vs スティーブ・ライト&パット・パターソン
古舘アナ)放送席、山崎さん
山崎アナ)はい、三浦アナウンサー
古舘アナ)・・・・えー、リング上のスティーブライトなんですがね、試合前にパートナーに指名されて非常に嬉しいと、ボスであるパターソンの指示通りやると語っておりましたが、これが非常にうかがえますね。というのは、再三パッとパターソンの方をチラッチラッっと見まして指示を待っているようですね。
山崎アナ)古舘アナウンサーからレポートが入りました。
古舘アナ、まだまだ新人時代。名前を間違えられてしまいました。一瞬、困りましたが、気を取り直してリポートに入ります。まだ“言葉の魔術師”の古舘節ではなく、ごく普通にレポートを入れています。ちなみにこの試合は坂口征二が大暴れで、腕を固められたままスティーブ・ライトを担ぎ上げる、ジャイアントスイングを繰り出す、最後はアルゼンチンバックブリーカーで勝利と、坂口&小林組を北米タッグ防衛に導きました。
この時期から1980年代に向けて、古舘節がどう変化していくか。今後も更新していくのが楽しみです。
今回追加したのは、このほかに
アントニオ猪木 vs 長州 力
ブルーザー・ブロディ登場
UWF参戦
アントニオ猪木 vs アンドレ・ザ・ジャイアント
アントニオ猪木 vs レオン・スピンクス
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【コーラルゼットよりのお知らせ】
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) November 8, 2019
来週11月14日(木曜日)宝島社より「猪木伝説の真相 天才レスラーの生涯」(1500円+税)が発売となります。アントニオ猪木会長本人は勿論、藤波さん、藤原さん、佐山さん、前田さんなどなど、猪木会長と縁の深い13名が「アントニオ猪木」を徹底的に語る一冊です。 pic.twitter.com/PuLiySkx7A