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「来年は、母さんの年にしよう」
2008年秋、リーマンショックで世界経済は景気後退局面へ。この日の名古屋レインボーホール「GENOME-7-」大会でリングに登場した猪木は、リング上に「大福」の山(ケーキ)を持ち込んで、餅まきならぬ、「大福捲き」でファンサービスを行った。昭和の新日本プロレスの定番、サインボール投げを思い起こさせた。ちなみに前回の両国大会では、「麩」でケーキを作り、リング上でぶっ壊した。「麩ケーキ(不景気)をぶっつぶせ!」ということで。
そしてこの日は来年への決意、「来年は、母さんの年にしよう」。今年は父さん(倒産)が多すぎたので、ということらしい。
この大会では、10カラットのダイヤモンドの原石を披露。IGFのベルト新設も宣言された。不景気な時こそど派手にぶち上げる、猪木流。
この日の第6試合は「高山善廣vsモンターニャ・シウバ」。高山選手、元気いっぱい。シウバは強いのか弱いのか、今ひとつ分からない選手で終わったような気がします。決まり手は豪快なジャーマンスープレックスでした。
セミファイナルは「藤波辰爾vs初代タイガーマスク」。IGFの理念からちょっとそれた試合かも知れませんが、レジェンドプロレスラーのエキシビションマッチと考えれば「あり」のカードです。
「甘いもの大好き!」の初代タイガー、体重オーバー気味ですが、トップロープから対角線の藤波にダイビングヘッドバット。しっかりと見ていた藤波に逃げられて自爆してしまいましたが、拍手喝采のシーンでした。試合は時間切れ引き分けに。昭和プロレスファンを満足させる「レジェンドプロレス」でした。
そしてメインは「ジョシュ・バーネットvsジョン・アンダーセン」。IGFは磨けば光る原石をそろえていましたが、みんな原石で終わった印象です。彼らが初期の新日本プロレスに来日していたら面白かっただろうなと感じます。それもこれも、相手の力を引き出す、若き日のアントニオ猪木がいたからでしょう。もし「ホウキ」でも名選手に魅せる実力をもったエースレスラーがいれば、大化けしたと思われる「原石」が多かったIGFでした。
この日猪木が紹介した「10カラットのダイヤモンドの原石」は、2年後の2010年12月3日「INOKI-BOM-BA-YE」 両国国技館大会で新設ベルトとして披露されました。
最後にもう一度、「来年は、母さんの年にしよう」。そして親孝行も忘れずに!
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アントニオ猪木「出る前に負けることを考えるバカがいるかよ」
— FavoritesCafe管理人 (@CafeFavorites) November 1, 2019
でも、若い頃は・・・・
「負けたら練習をして、また挑戦する」
清々しいですね。
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