menu

 お問い合わせは掲示板メールでどうぞ。

 プロレス雑誌の表紙集のギャラリーページも見てね。

 ツイッター twitter も見てね。

新着情報

2019/12/03
2010年12月3日 INOKI BOM-BA-YE 2010
2019/12/03
1990年12月3日 イラク「平和の祭典」開催
2019/11/30
1990年12月 猪木氏、イラク在留邦人人質解放
2019/11/27
ベンガル虎に襲われたシン
2019/11/24
2008.11.24「GENOME-7-」名古屋
2019/11/18
ハッスル・ハウスvol.21
2019/11/17
モンスター・ロシモフの迫力
2019/11/12
古舘伊知郎、初期のリングサイドレポート
2019/11/04
1982.11.4蔵前国技館 猪木vs国際軍団
2019/10/30
「しょっぱい試合ですみません」記念日
2019/10/26
アントニオ猪木のお母さん、文子さんの命日
2019/10/23
「昭和50年男」買いました
2019/10/22
オレの激闘!ベスト5「橋本真也」
2019/10/18
オレの激闘!ベスト5「藤田和之」
2019/10/15
1998.10.15岡崎市体育館・真壁、初勝利
2019/10/14
1989年10月14日 会津体育館・猪木暴漢に襲われる
2019/10/13
1989年10月13日後楽園ホール・暴動寸前
2019/10/12
1966年10月12日アントニオ猪木vsジョニー・バレンタイン
2019/10/10
1976年10月10日 アントニオ猪木vs大木金太郎
2019/10/8
1981年10月8日 アントニオ猪木vsラッシャー木村
2019/10/4
懐かしいLD-BOXをひっぱり出してみました
2019/10/2
プロレス雑誌の表紙ギャラリー
2019/9/30
1960年9月30日 台東体育館、馬場・猪木デビュー戦
2019/9/28
がんばれ!新日本プロレス、維新軍大量離脱
2019/9/26
DVD-BOXセットの内容をリスト化してみました
2019/9/23
1981.9.23 伝説の田園コロシアム
2019/9/21
1982.9.21大阪 ヘアベンドマッチ 猪木vs木村
2019/9/19
1984年9月21日 長州軍団新日離脱
2019/9/15
(解答編)桜井康雄のプロレス者クイズ
2019/9/11
オールナイトニッポンでレスラー一般公募
2019/9/7
1984.9.7福岡 ストロングマシーン戦無効試合
2019/9/3
桜井康雄のプロレス者クイズ
2019/8/31
怪覆面は「ストロングマシーン」
2019/8/28
猪木復活・IWGP惨敗から87日
2019/8/26
8.26 ストロング小林引退
2019/8/20
サマーナイトフィーバーin国技館
2019/8/15
品性と知性と感性が同時に低レベル
2019/8/12
プロレス雑誌表紙集のギャラリーサイト
2019/8/5
1996年発刊「闘魂伝説の完全記録」その4
2019/8/2
1996年発刊「闘魂伝説の完全記録」その3
2019/8/1
1996年発刊「闘魂伝説の完全記録」その2
2019/7/28
1996年発刊「闘魂伝説の完全記録」
2019/7/25
1988.7.25 青森市民体育館 アントニオ猪木vs木村健悟
2019/7/17
幻(?)の1980.7.17 蔵前国技館
2019/7/5
2019.6.26放送 「お願いランキング」(テレビ朝日)
2019/6/26
2019.6.26 猪木政界引退
2019/6/26
1976.6.26 猪木vsアリの当時ビデオ
2019/6/24
1981.6.24蔵前スーパーファイト
2019/6/18
1982.6.18蔵前四大決戦・東京スポーツ
2019/6/11
懐かしのビデオデッキ・VHS・ベータ
2019/6/9
プロレス・格闘技ショップ「Champion」
2019/6/3
'81年MSGシリーズ 愛知県体育館
2019/6/2
1983.06.02 第1回IWGP蔵前国技館 猪木vsホーガン
2019/5/28
1983.05.28 第1回IWGP広島大会 猪木vsカーン
2019/5/18
1984.05.18 第2回IWGP広島大会 猪木vs長州
2019/5/07
アントニオ猪木 生涯全戦績リストを追加しました
2019/4/30
1989.4.24 東京ドームにプロレス興行初進出
2019/4/29
1981.4.23 蔵前国技館NWF王座返上の日
2019/4/19
4.19 正規軍vs維新軍 5vs5勝ち抜き戦
2019/4/18
4.18 両国国技館と言えば・・・
2019/4/13
4.13 UWA世界ヘビー級選手権奪取、の日
2019/4/11
“黒い悪魔”ブラック・デビルとは?
2019/4/8
令和・スティーブンス
2019/4/6
4.6両国国技館 マグニチュードX
2019/4/4
4.4東京ドーム 猪木引退
2019/4/3
ワールドプロレスリング 俺の激闘ベスト5(テレ朝チャンネル2)放送リストを追加
2019/4/3
「俺の人生にも一度くらい、幸せな時があってもいいだろ?」
2019/3/30
北尾光司さんの訃報
2019/3/29
萩原健一さんの訃報
2019/3/27
ザ・コンビクト
2019/3/18
リアル・ターミネーター
2019/3/9
馬場没後20周年追善興行 サムライTV
2019/3/1
久しぶりに「週プロ」
2019/2/28
日テレG+「オープン選手権」
2019/2/20
久しぶりに「東スポ」
2019/02/19
ジャイアント馬場 没後20年追善興行
2019/2/9
死ぬこと以外かすり傷・箕輪厚介
2019/2/1
アメリカから見た「アリ対猪木」
2019/1/28
「俺の激闘ベスト5」アントニオ猪木編
2019/1/20
2019.1.4 東京ドーム
2018/12/30
2018-2019年末年始

I編集長・喫茶店トーク#19の全文を掲載(2019/12/09更新)
1975.12.11猪木vsロビンソン戦

「渡月橋、保津川と桂川」
「我が青春に悔い無し、七人の侍」

 1975.12.11蔵前国技館、猪木vsロビンソン戦の時期が来たので、I編集長・喫茶店トーク#19の全文を掲載してみました。23年前にサムライTVで放送された「闘いのワンダーランド」から井上義啓氏の解説の書き起こしです。この回はトーク時間が長かったので、超長文になってしまいました。さらにI編集長の口調そのままなので、お好きな方しか読めないかも知れません。

 #18#19、二回連続のオンエアで「猪木vsロビンソン」戦の解説でした。時間が長いのでトークは、時代背景~ドリー戦~嵐山~黒澤明~デルフィン・・・・と話がどんどん広がっています。とても読む時間が無いと思われる方が多いと思いますので、以下に要約してみました。

I編集長・喫茶トーク

 (I編集長)「猪木vsロビンソン戦というのはね、一回しか行われなかった名勝負なんですよね。2回も3回も行われなかったところが、私にすれば非常に価値があると。これはね、果たして猪木がしゃかりきになって向かっていったんだけれども、ロビンソンのテクニックでね、抗しきれなかったという見方、これはおかしいんじゃないかという猪木弁護士会の会長としての私の言い分なんですよね」

 (I編集長)「何回も繰り返しやることによって光るレスラーと、繰り返せば繰り返すほどダメになる対戦カードとね、これは二つがハッキリあるんですよ。たとえば猪木vsシンなんてのはね、もう、30回を越えるんじゃ無いですか。繰り返し20回やろうが30回やろうが、光ってくる顔合わせというのはあるんですよ。これが嵐山あたりで一所懸命考えた結論なんですよ。」

I編集長・喫茶トーク

 (I編集長)「嵐山と言いますとね、渡月橋(とげつばし)。これを中心にして、上流と下流とに別れてるんですよね。上流から渡月橋までの間を“保津川”と言うんですよ。それで橋の下に堰がしてありましてね、、これを大井川と言うんですよ。その橋の下流の堰から下(しも)のことを“桂川”と言うんですよね」

 (I編集長)「私がどこに居るかというと、桂川のはるか下流におるんですよ。それで桂川のはるか下流におるから、こうやって上手を見ますと、向こうに橋が見えて、その下が今言った大井川ですね、そしてその向こうに“保津川”が見えるんですよ。ボートが浮かんでいる、川下りの舟が来るという。おばはん連中が“キャーキャー”言うとるというね。それを下手から“ジーッ”と見てるんですよ。だから私が眺めている目の前の川は間違いなく“桂川”なんですよ」

I編集長・喫茶トーク

 (I編集長)「プロレスというのは、皆さんが構築して下さいよ、見た人が。だから今日のビデオを見て、『ああ、井上の言ってることは間違いだ。俺はこう思うんだ』『やっぱり一回しかやらなかったのはもったいない』そう思ってる方はね、それでいいんですよ。何べんも言いますけど、それはやっぱり“保津川”ですからね。保津川下り、これを良しとする人はね、それでいいですよ。ただ、桂川の袂で“ジッ”と眺めている男もいると、そういう男もいたという、そういった話をさせてもらおうかなと思って、今日はここにやってきたんですよね」

 (I編集長)「日本映画に名作というのがいくつもあるんですよ。みなさんご存じだと思うんですけど。“二十四の瞳”とかね、すぐに思い浮かぶのが“喜びも悲しみも幾年月”ですか、ああいった名作があるんですよね。ところが僕は、日本映画のナンバーワンというのは、黒澤明の“我が青春に悔い無し”だというね。黒澤明の世界というのは他に“生きる”があり、“七人の侍”があり、ま、ターザン山本が好きなのは“七人の侍”ですけども。それはターザン先生が好きな映画であってね、僕はやっぱりもう“我が青春に悔い無し”をナンバーワンに置くんですよね」

I編集長・喫茶トーク

I編集長・喫茶トーク

 (I編集長)「ロビンソンというのは言うまでも無くAWAで闘った男なんですよ。だからアメリカンスタイルを持ち込むことも出来る男で、ストロングスタイルとは無縁のような気がするんですけどね。それを上手に引き出して、否応なしにストロングスタイルの世界に引き込んだのが、これが猪木の凄いところですよ。それに気付かなかったらダメですよ、これ。私がこんなことを言って初めて『ああ、そうか』と気が付くようではね、これはもう、とてもじゃないが“プロレス者”とは言えないです。これくらいのことは観たら瞬間的にわからなくちゃね

これまでの更新記事はココをクリック

サイト内検索ボックス

「いいね!」

 

Favorite Cafe 喫茶店トーク

I編集長・喫茶店トーク

 私は「ああ、そうか」というタイプのプロレスファンです。ボーッと観てたんですね。「プロレス者」ではありません。

inserted by FC2 system