1992年1月4日 アントニオ猪木vs馳浩

　1992年1月4日、東京ドーム

　試合中盤、アントニオ猪木のスリーパーホールドで馳浩は一瞬で失神。魔性の猪木。掲載画像はその後も時折スリーパーを狙いで試合を盛り上げる猪木。最後は延髄斬りから卍固め。そして23年後には永田町で対戦することに。

2015年11月11日 アントニオ猪木vs馳浩

　2015年11月11日、参議院予算委員会。文部科学大臣に就任した馳浩氏にアントニオ猪木議員が代表質問。

猪木議員「馳氏にいつ大臣になるんだ？と聞いたら、『そのうちなります。なったら一番に猪木さんの質問を受けます』と。そしてこんなに早く実現することになった。北朝鮮で19万人を集めたイベントでは････1989年の最初の選挙では一緒に走ってくれて････馳大臣のスキャンダルもたくさん用意してきたが････。（そしてやっと質問に）東京オリンピックを真夏の40℃を超える炎天下で行うというのは、なにもわかっていない人たちが決めた話では？」

馳大臣「昔からの数多くのご指導に感謝しています。これからもよろしくお願いします。オリンピックの開催期間についてはIOCが決めた期間の中での東京の提案。暑さ対策は十分に行っていく。」

猪木議員「誰かが書いた答弁のようですね。ぜひ自分のコトバでの答弁を聞きたいものです。」

　この日猪木氏は「元気ですかっー！」という冒頭挨拶は自粛しましたが、その後の議会では予め議長の許可をもらってから、「元気ですかっー！」と冒頭の挨拶を行っているようです。テレビ中継を見ていると、この瞬間によく「バリバリッ」と音が歪んでいます。中継の音声さんも大変そう。

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　この世の中に生きている人は全員が「プロレス」をしています。