闘いのワンダーランド #046
「I編集長の喫茶店トーク」
1978.05.30 大阪府立体育館
藤波辰巳＆長州力 vs ボブ・バックランド＆トニー・ガレア
アントニオ猪木 vs アンドレ・ザ・ジャイアント
「昭和53年当時の長州力、海外武者修行時代」
今日のトークはフィルムを見ていただきましたように、若かりし頃の長州がですね、藤波なんかと組んでバックランド組を相手に闘うと、これまあ、非常に貴重なフィルムですよ、これ。もう、見られませんからね、こういったフィルムは。ですから、じっくり見ていただいたと思うんですけども、これは53年の非常にユニークな試合ですね。
で、53年当時の長州についてお話しますけども、長州というのは藤波なんかと違いまして、非常に地味な選手なんですね。当時、ほとんど話題が無かった選手なんですよ。ですからマスコミも取り上げませんし、活字にもなることが非常に少なかったと。ですから当時の週刊ファイトなんかをめくってみても、ほとんど長州の記事は無いんですよね。ご存知のように藤波がWWWFのジュニアヘビー級のチャンピオンとして凱旋してきたあとでもありますしね、ですから、藤波だけが目立って、長州はもう、ほとんど取材もしなかったいう53年当時なんですけども。その中で藤波のいろいろ話をしたのと同じように、武者修行のですね、苦労話を、我々は長州に聞いたわけですよ。こんな話をしてましたね。
アメリカでサーキットをしておった時に、国際プロレスの剛と一緒に回っとったと･････（以下15分、省略）
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