1966年(昭和41年)
【日本プロレス】時代/アメリカ修行時代
【東京プロレス】時代
■1966.01.01 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム(※)
タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ vs ミステリアス・メディックス1号&2号
①1号(体固め0分20秒) vs イノキ
②イノキ(体固め7分5秒) vs 1号
③マツダ(体固め6分55秒) vs 2号
(※)この試合は古い昭和プロレス関連書籍には記載されているが、後の検証によると、実際には行われていないらしい。
■1966.01.03 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ(無効試合)ビリー・ウィックス&グレッグ・ピーターソン
■1966.01.04 米国・テネシー州・ナッシュビルフェアグランドコロシアム
NWA南部タッグ選手権試合 60分3本勝負
ミステリアス・メディックス1号&2号(引き分け) vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
※既に12月28日にメディクス組がNWA南部タッグ王座を返上しているという説もあるが、ストーリーとの整合性を考えると、王座返上はこの試合の後か?
■1966.01.06 米国・テネシー州・チャタヌーガスポーツアリーナ
タッグマッチ
レン・ロシー&ロッキー・スミス(勝ち) vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
■1966.01.08 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ vs ミステリアス・メディックス1号&2号
①1号(体固め11分22秒) vs イノキ
②マツダ(体固め7分4秒) vs 2号
③イノキ(体固め0分37秒) vs 2号
■1966.01.10 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ 60分3本勝負
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ vs ビリー・ウィックス&グレッグ・ピーターソン
①マツダ(首固め11分11秒) vs ピーターソン
②イノキ(体固め12分7秒) vs ピーターソン
■1966.01.11 米国・テネシー州・ナッシュビルフェアグランドコロシアム
NWA南部タッグ決定トーナメント
マリオ・ミラノ&レン・ロシー(勝ち) vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
※メディクス組のNWA南部タッグ王座返上を受けて開催された王者決定トーナメント。この試合でミラノ組が新チャンピオンとなっている。
この試合は「王者決定トーナメント」とされているが、アントニオ猪木の述懐では「マツダさんと組んで覆面のザ・メディクスから南部タッグチャンピオンを奪取した」(「格闘技世界一」KKベストセラーズ)とあるので、12/28、あるいは1/4の試合、またはテネシー州遠征の一連と戦いのどこかで、猪木も一度は南部タッグのベルトを巻いたものと推測される。ただ、ライターが調べた当時のニュースを猪木の述懐として書いている可能性が高いので、そのニュース自体が創作で、そのまま間違って伝えられているとも考えられる。
■1966.01.13 米国・テネシー州・チャタヌーガスポーツアリーナ タッグマッチ
レン・ロシー&ロッキー・スミス(勝ち) vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
■1966.01.14 米国・テネシー州・ノックスビルスポーツアリーナ
タッグマッチ 60分3本勝負
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ vs ミステリアス・メディックス1号&2号
①イノキ組(反則勝ち1分25秒) vs メディックス
②2号(反則勝ち19分44秒) vs イノキ
③両軍リングアウト
■1966.01.15 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ(勝ち) vs ガス・カラス&チャーリー・レイエ
■1966.01.17 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ
カール・フォン・ブラウナー&グレッグ・ピーターソン(勝ち) vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
■1966.01.18 米国・テネシー州・ナッシュビルフェアグランドコロシアム
タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ(勝ち) vs カズン・アルフレッド&ビリー・ギャレット
■1966.01.19 米国・テネシー州・キングスポートシビックオーデトリアム
トリプルメインイベント
フランキー・ケイン vs カンジ・イノキ
※試合告知は存在するが、試合記録が見つからない。詳細不明。
■1966.01.20 米国・テネシー州・チャタヌーガスポーツアリーナ
6人 タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ&トージョー・ヤマモト(勝ち) vs マリオ・ミラノ&ジャッキー・ファーゴ&レン・ロシー
■1966.01.24 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
NWA世界タッグ選手権試合(テネシー版) 60分3本勝負
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ vs エディ・グラハム&サム・スティンポート
①イノキ(体固め16分4秒) vs スティンボート
②グラハム(裸絞め3分29秒) vs イノキ
③マツダ(体固め8分16秒) vs グラハム
※猪木組がタイトル奪取?猪木のタイトル初戴冠?
※実際には行われていない可能性も。詳細不明。
■1966.01.25 米国・テネシー州・ナッシュビルフェアグランドコロシアム
タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ(引き分け) vs マリオ・ミラノ&レン・ロシー
■1966.01.27 米国・テネシー州・チャタヌーガスポーツアリーナ
NWA世界タッグ選手権試合(テネシー版)
エディ・グラハム&サム・スティンボート vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ(勝ち)
※猪木組がタイトル奪取!猪木のタイトル初戴冠!
■1966.01.29 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ 60分3本勝負
ヘイスタッグ・カルホーン&ジャッキー・ファーゴ vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
①カルホーン(体固め17分44秒) vs イノキ
②カルホーン(体固め11分26秒) vs マツダ
■1966.02.01 米国・テネシー州・ナッシュビルフェアグランドコロシアム
タッグマッチ
ヘイスタッグ・カルホーン&ジャッキー・ファーゴ(反則勝ち)カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
■1966.02.03 米国・テネシー州・チャタヌーガスポーツアリーナ
タッグマッチ 60分3本勝負
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ vs マリオ・ミラノ&レン・ロシー
①イノキ(エビ固め11分7秒) vs ロシー
②イノキ(体固め6分42秒) vs マリノ
■1966.02.05 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ(勝ち) vs ターザン・バクスター&ジャック・ブリスコ
■1966.02.07 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ
エディ・グラハム&サム・スティンボート(勝ち) vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
■1966.02.08 米国・テキサス州・ダラススポータートリアム
NWA世界タッグ選手権試合(テキサス版)
ザ・デストロイヤー&ゴールデン・テラー(勝ち) vs カンジ・イノキ&デューク・ケオムカ
※イノキ組が王座防衛に失敗、NWA世界タッグ王座陥落
前年10月10日にエリック&コックス組から奪取したとされるNWA世界タッグ選手権試合(テキサス版)。10月の奪取は対戦カード宣伝用の架空のストーリー?
「力道山道場三羽烏」より
■1966.02.09 米国・テネシー州・ナッシュビルフェアグランドコロシアム
タッグマッチ
エディ・グラハム&サム・スティンボート(反則勝ち)カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
※この試合を2月10日とする書籍もあるが、各種資料から総合的に考えると2月9日の方が信憑性が高い
■1966.02.12 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
NWA世界タッグ選手権試合(テネシー版) 60分3本勝負
カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ vs エディ・グラハム&サム・スティンボート
①マツダ(体固め11分7秒) vs グラハム
②スティンボート(アバラ折り2分22秒) vs マツダ
③イノキ(体固め6分45秒) vs グラハム
※イノキ組の王座防衛
■1966.02.14 米国・テネシー州・メンフィスエリスオーデトリアム
タッグマッチ
エディ・グラハム&サム・スティンボート(反則勝ち) vs カンジ・イノキ&ヒロ・マツダ
※タイトルマッチではなかったが、この試合を最後に猪木がテネシーを離れるため、猪木の足の負傷を理由に NWA世界タッグ王座(テキサス版)を返上したとの記録もある。2月8日に陥落したんじゃなかったっけ?。NWA世界タッグ選手権には、謎の記録・報道が多い。各プロモーターが勝手にストーリーを作っていたためと思われる。そもそもこの当時、NWAは世界タッグ選手権を“認定”していない。
■1966.03.15 米国・ハワイ州・ワイキキイーストビーチ
日本プロレス 合同トレーニング
左から、沖、猪木、馬場、吉村
<東京プロレス>
■1966.10.12 東京・蔵前国技館
時間無制限1本勝負
アントニオ猪木(リングアウト31分56秒) vs ジョニー・バレンタイン
※この試合で猪木がコブラツイストを初公開
■1966.10.15 青森・青森県営体育館
タッグマッチ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース
①マイヤース(体固め16分25秒) vs 豊登
②豊登(エビ固め5分15秒) vs マイヤース
③猪木(体固め5分42秒) vs マイヤース
■1966.10.18 福島・いわき市内郷ヘルスセンター前特設リング
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤昌典 vs サニー・マイヤース&ザ・ヘラキュリー&ジョニー・パワーズ
①パワーズ(体固め17分15秒) vs 斎藤
②猪木組(反則勝ち17分9秒) vs マイヤース組
③猪木(体固め14分13秒) vs パワーズ
■1966.10.25 宮城・宮城県スポーツセンター
USヘビー級選手権試合 60分3本勝負
ジョニー・バレンタイン vs アントニオ猪木
①猪木(アバラ折り30分15秒)
②バレンタイン(リングアウト23分30秒)
③時間切れ引き分け
■1966.10.28 東京・板橋区志村高校横広場特設リング
60分3本勝負
アントニオ猪木 vs ジョニー・パワーズ
①パワーズ(足8の字固め17分50秒)
②猪木(体固め4分50秒)
③猪木(体固め7分15秒)
■1966.10.29 神奈川・厚木市職業安定所前特設リング
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤昌典 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース&ジョニー・パワーズ
①バレンタイン(体固め27分15秒) vs 斎藤
②猪木組(反則勝ち7分20秒) vs バレンタイン組
③猪木(アバラ折り6分5秒) vs マイヤース
■1966.10.31 新潟・新潟市体育館
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤晶典 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース&ラッキー・シモノビッチ
①斎藤(逆十字固め16分42秒) vs シモノビッチ
②バレンタイン(体固め18分35秒) vs 斎藤
③猪木(体固め19分55秒) vs マイヤース
■1966.11.02 長野・松本市県営体育館
タッグマッチ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース
①猪木組(反則勝ち25分40秒) vs バレンタイン組
②猪木(アバラ折り6分55秒) vs マイヤース
■1966.11.04 三重・津市体育館
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤晶典 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース&ラッキー・シモノビッチ
①猪木(体固め33分50秒) vs マイヤース
②猪木組(反則勝ち2分54秒) vs バレンタイン組
週刊ファイトより
■1966.11.06 兵庫・西宮市甲子園大プール特設リング
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&木村政雄 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース&ラッキー・シモノビッチ
①猪木組(反則勝ち12分30秒) vs バレンタイン組
②バレンタイン(体固め1分30秒) vs 木村
③猪木(アバラ折り10分40秒) vs シモノビッチ
■1966.11.07 大阪・天王寺公園内音楽堂
時間無制限1本勝負
アントニオ猪木(両者リングアウト48分40秒) vs ジョニー・バレンタイン
週刊ファイトより
■1966.11.08 兵庫・西脇市恵比寿町ゆかり橋東詰広場特設リング
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤昌典 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース&ラッキー・シモノビッチ
①斎藤(逆片エビ固め13分20秒) vs シモノビッチ
②バレンタイン(体固め4分30秒) vs 斎藤
③猪木(アバラ折り13分15秒) vs マイヤース
■1966.11.13 東京・江戸川区東小松川三丁目広場特設リング
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤昌典 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース&ラッキー・シモノビッチ
①両軍リングアウト10分15秒
②猪木(アバラ折り12分40秒) vs マイヤース
■1966.11.14 北海道・札幌中島スポーツセンター
タッグマッチ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登 vs ジョニー・バレンタイン&ジョニー・パワーズ
①豊登(逆片エビ固め20分35秒) vs パワーズ
②パワーズ(足8の字固め5分40秒) vs 豊登
③両軍リングアウト2分35秒
■1966.11.15 北海道・札幌中島スポーツセンター
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤昌典 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース&ラッキー・シモノビッチ
①両軍リングアウト14分35秒
②猪木(アバラ折り10分20秒) vs マイヤース
■1966.11.16 北海道・釧路市厚生年金体育館
タッグマッチ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登 vs ジョニー・バレンタイン&サニー・マイヤース
①猪木組(反則勝ち20分35秒) vs バレンタイン組
②猪木(体固め4分30秒) vs マイヤース
週刊ファイトより
■1966.11.17 北海道・旭川市体育館
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&斎藤晶典 vs ジョニー・バレンタイン&サニーマイヤース&ラッキー・シモノビッチ
①バレンタイン(体固め14分55秒) vs 斎藤
②猪木組(反則勝ち5分2秒) vs バレンタイン組
③猪木(アバラ折り7分40秒) vs シモノビッチ
■1966.11.19 大阪・大阪球場
USヘビー級選手権試合90分3本勝負
アントニオ猪木 vs ジョニー・バレンタイン
①猪木(体固め0分15秒)
②バレンタイン(腕固め17分55秒)
③猪木(アバラ折り7分55秒)
※猪木が王座獲得
週刊ファイトより
■1966.11.20 東京・葛飾区役所横広場特設リング
6人タッグ 60分3本勝負
アントニオ猪木&豊登&木村政雄 vs サニー・マイヤース&ラッキー・シモノビッチ&ジョニー・パワーズ
①マイヤース(体固め19分55秒) vs 木村
②豊登(片エビ固め12分20秒) vs シモノビッチ
③猪木(アバラ折り12分35秒) vs パワーズ
週刊ファイトより
■1966.11.21 東京・板橋区特設リング
開催中止
週刊ファイトより
■1966.11.22 東京・大田区体育館
USヘビー級選手権試合 60分3本勝負
アントニオ猪木 vs ジョニー・バレンタイン
①バレンタイン(体固め19分55秒)
②猪木(アバラ折り8分55秒)
③猪木(体固め9分20秒)
※猪木が王座初防衛
■1966.12.14 宮城・宮城県スポーツセンター
USヘビー級選手権試合 60分3本勝負
アントニオ猪木 vs スタン・スタージャック
①両者リングアウト26分30秒
②両者リングアウト11分26秒
※猪木が2度目の王座防衛
■1966.12.15 広島・広島県立体育館
USヘビー級選手権試合 60分3本勝負
アントニオ猪木 vs スチーブ・スタンレー
①猪木(体固め14分30秒)
②猪木(アバラ折り1分55秒)
※ 猪木が3度目の王座防衛
週刊ファイトより
■1966.12.16 愛知・名古屋金山体育館
時間無制限1本勝負
アントニオ猪木(両者リングアウト28分45秒) vs スタン・スタージャック
週刊ファイトより
■1966.12.18 大阪・大阪府立体育会館
USヘビー級選手権試合 60分3本勝負
アントニオ猪木 vs ミステリー・メディコ
①両者リングアウト22分55秒
②猪木(アバラ折り0分45秒)
※猪木が4度目の王座防衛
■1966.12.19 東京・東京体育館
USヘビー級選手権試合 60分3本勝負
アントニオ猪木 vs スタン・スタージャック
①猪木(体固め22分40秒)
②猪木(アバラ折り9分10秒)
※猪木が5度目の王座防衛