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木村健吾、長州力を完全フォール(2020/11/09更新)

■スモールパッケージホールドが決まった!!
東京スポーツ 1987年11月11日号
東京スポーツ 1987年11月11日号より

 1987年11月9日後楽園ホールで「'87ジャパンカップ争奪タッグリーグ戦」が開幕。この開幕戦でタッグ戦ながら木村健吾が長州力をフォール。藤波&木村組は2年ぶりの優勝に向けて好発進。

 長州力は1984年8月2日の猪木戦、蔵前国技館ラストマッチ以来のフォール負けなし。なんと全日マット移籍中もフォール負けは一度もなかったんですね。そして長州が新日に復帰して半年、最初3カウントを奪ったのは木村健吾なのでした。

■東京スポーツ 1987年11月11日号
東京スポーツ 1987年11月11日号

 この試合、木村は長州とマサ斎藤に徹底的にいたぶられ大流血。それでも一瞬のスモールパッケージホールドで逆転勝ち。

■試合結果
東京スポーツ 1987年11月11日号
東京スポーツ 1987年11月11日号より

 前シリーズ木村は長州とのタッグも打診されていたそうです。しかし木村健吾は「自分のために何でも踏み台にする長州は許せない」と断固拒否したとのこと。自分の信念を貫いた結果、この日の長州フォールにつながりました。

■木村健吾の試合後のコメント
東京スポーツ 1987年11月11日号
東京スポーツ 1987年11月11日号より

 1987年の木村健吾は、藤波との確執、格闘技路線と迷走していました。さらに長州と共闘などしてしまえば木村健吾の立ち位置はますますあやふやなものになってしまいます。それを良とせず「正規軍」としての木村健吾を選択し、長州力をフォール。そしてこのあと大ブレイク・・・・とはならないところが、木村健吾らしさなのです。

 


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