■週刊プロレス330号表紙
1989年7月24日(月)午後5時15分、第15回参議院議員選挙の比例区で猪木氏が滑り込み当選。投票日は前日の23日でしたが、翌日の夕方まで全部の議席が決まらないもつれた展開の中、最後の最後で当選を決めました。
毎試合ピンチを迎えながら、最後に逆転勝ちというプロレスの展開を選挙という舞台で演じてみせてくれました。
■週刊プロレス330号より
このパフォーマンスの延髄斬りは強烈でした。消費税男の頭が何メートルも吹っ飛びました。延髄斬りは効くんです!!
アントニオ猪木はスポーツ平和党の公約を選挙活動の第一声で訴えました。
「リクルートの問題に関しては、私は一言で片付けたい、逆十字固め!。もう二度と立ち上がれないように腕をへし折ってしまう」
「消費税に関しては全く反対です。ですから私の一番得意とする技、延髄斬りでバチーンと」
■週刊プロレス330号より
そして選挙カーで冴え渡る古舘節。
(古舘)「誰かが本当の闘いを挑まなくてはならない。猪木はゴングを待てない。さぁ、消費税に電光石火の延髄斬りだ。そして紫電一閃リクルート、ダーティファイターに平手打ちから腕ひしぎ逆十字だ!」
これで当選しちゃうんだから最高ですね。(私も一票入れました)
6年の任期の活動を検証したら、国会で延髄斬りも腕ひしぎ逆十字も繰り出していないので、きっと「公約違反」なんでしょう。でも国会議員としてイラクの邦人人質解放を実現しただけで十分な成果を上げたと言えます。
惜しむらくは議員生活後半のスキャンダルですが、今となっては「それもまた猪木」だと思います。平穏無事な人生など似合いません。1995年には落選してしまいました。
■週刊プロレス560号より
2013年の参議院選に再挑戦したときは、前回とは違って開票開始直後に当選確実という快挙でした。期待した北朝鮮外交で、なかなか結果を出せなかったのは残念ですが、猪木の議員としての成果は、無関心な人たちを振り向かせて政治や外交に目を向けさせたことにあると思います。
そして、2019年7月に政界引退。お疲れ様でした。このところ議員時代より元気そうに見えます。もう一度世間を驚かせてください。
■2019年6月26日 岩下毅氏撮影
■週刊プロレス1983/12/10増刊号付録
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25年前の今日は、馳浩選手が参議院選挙に当選した日だそうです。
— 若月(仮) (@wakatsukisensei) July 23, 2020
1995年7月
第17回参議院議員通常選挙#馳浩 #はせ浩
当時、地元の知人を通じて入手した名刺です。
(その選挙時のものかどうかは不明です)#懐かしプロレスグッズ pic.twitter.com/ILQcBjGzTD
都知事選出馬表明から断念。このあたりまでは絶好調でしたが、そのまま順風満帆と行かないところが魅力でファンはついていくのです。
ルリ子さんは着痩せするのかな⁉️#海の日 pic.twitter.com/CdvRcY9zYZ
— 角 真一 (@cornertoshi) July 23, 2020