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5.18と言えば、第2回IWGP広島大会「猪木vs長州」....だという人は、あまりいないでしょうね。
でも、私にとっては記憶に残っている日付です。広島県立体育館で観戦した大会だからです。写真は「週刊プロレスNo.44 6月5日号」のものです。なんか、6.14蔵前の場外無法ラリアートの写真のように見えます。約1ヶ月前の広島大会で同じようなシーンがあったんですね。この時は乱入でも何でもありません。大会のテーマは「今年こそ猪木がホーガンにリベンジして優勝なるか?」でしたから、あえて「維新軍」も大きくフィーチャーされることもなく、さりげなく行われた試合で、決着も「逆さ押さえ込み」でした。実際のところ自分も会場で観戦したのにもかかわらず、試合経過も結果もあまり覚えていません。だだ、前年のIWGPに近い「熱」が第2回にもあったので、地方の大会にもかかわらず「耳をつんざくような」歓声に包まれていた印象は強く残っています。
大会パンフレットの「本日のカード」を見ると、藤波辰巳vsアンドレ・ザ・ジャイアントなんていう好カードもやってたんですね。この頃の広島大会は毎回のように好カードが組まれ、テレビ中継もありました。猪木vs坂口が何度か行われた会場でもあります。新日本プロレスって、同じ会場で過去に行われた同じカードを意図的に組んでいたように思います。広島だけかな?
藤波辰巳vsアンドレ・ザ・ジャイアントの話に戻りますが、当時の藤波はヘビー級に転向したばかりで、まだまだジャイアントを倒すことを期待するまでには至りませんでした。案の定、記憶に残らないほどの短時間の試合でした。それでも「週刊プロレス」の記事によると藤波辰巳の「回転エビ固め」が決まったシーンもあったようです。(記事を見たのでなんとなく思い出すぐらいですが)
ジャイアントに「回転エビ固め」を仕掛けると、回転できないままジャイアントに座り込まれて、おしりの下でスリーカウントというのが定番ですが、このときのジャイアントはご機嫌だったのでしょう。前田と闘った津大会のような状況でこんな技をしかけると命が危険さえあります。
他にもいいカードがたくさんあった大会ですが、あまり記憶が無いのはもったいない話だなと思います。「ボーッ」と生きていたんでしょうか?あー、もったいない。