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'84IWGP開幕 福岡大会(2021/05/11更新)

■東京スポーツ第一面(1984/05/13日号)
'84IWGP福岡
東京スポーツより

 '84IWGP開幕戦、5月11日の福岡スポーツセンターのカードはアントニオ猪木vsハルク・ホーガンのスペシャルマッチ。東京スポーツ紙ももちろん一面トップです。開幕戦なのでこのカードの完全決着は望めませんが、今シリーズを占う重要な試合です。猪木がどんな闘いを見せるのか、どんな伏線を張るのか、興味は尽きません。

 結果だけを見ればレフリーを巻き込んだ反則決着ですが、ホーガンのアックスボンバーをぎりぎりのタイミングでかわしての延髄切りが炸裂。スピード、力強さ、スタミナ、いずれも最終戦の決着に向けてファンの期待を抱かせるには十分な闘いでした。

■思わずレフリーに暴行してしまった猪木
'84IWGP福岡
東京スポーツより

 注目は猪木vsホーガンですが、リーグ戦ではアンドレ・ザ・ジャイアントを上回る得点で1位になることが必要です。終盤戦へのホーガン参戦を前に難敵のジャイアントとどう闘うかがリーグ戦のテーマ。そのジャイアントも順当な勝ち星です。

アンドレもK・パテラを一蹴
'84IWGP福岡
東京スポーツより

 開幕戦の試合結果です。M・スーパースターとB・J・スタッドは痛み分け。リーグ公式では無いですがクイーンが浜口と両リンという結果からはその先のクイーンにとっては悲しい星取り表がなんとなく見えてきそうです。

開幕戦の試合結果
'84IWGP前夜祭
東京スポーツより

 


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 本当に、スタン・ハンセンローラン・ボック、ボブ・バックランド、ダスティ・ローデス、アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェット・シン、そして、アンドレ・ザジャイアント、ハルク・ホーガン、が勢揃いしたリーグ戦が開催されていたらどうなっていたのでしょう。決着の着けようがなくて不完全燃焼試合のオンパレードとなること間違い無しです。第一回ぐらいのメンバーがちょうど良かったのかも知れません。

 

 

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