■ドキュメンタリーのタイトル・ロゴ
Das Leben des Wilfried Dietrich
ーDer Kran von Schifferstadtー
ウィルフレッド・デートリッヒの生涯
~シュファーシュタットのクレーン~
デートリッヒの生涯を振り返る45分のドキュメンタリーです。
■前半は生い立ち~アマレス時代
デートリッヒの生い立ち、アマチュアレスリングの実績、オリンピック、結婚・離婚、引退後のキャリアのストーリーに続いて、プロレス転向・アントニオ猪木との対戦についても語られています。
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32分頃からプロレス転向について
デートリッヒと空手家とみられる男とのスパーリング映像から始まります。空手家のキックがデートリッヒの顔面にヒット。型ではなくて実践的なスパーリングです。
(ナレーション)
ディートリッヒの人生は突然変わった。それまで頑なに拒んでいたことに取り組み始めたのだ。
それは「キャッチ(プロレス)」だった。
当時を知る関係者の証言
「私は、彼がなぜ突然プロレスをやろうとしたのか、理解できなかった。彼の性格と置かれた状況から考えると、経済的側面が大きかったのだろう」
「キラー猪木がドイツに来た」
ドイツでの猪木と荒川のスパーリング風景。荒川にバックを取らせてから体を入れ替えて強烈なフェイスロック。荒川がタップ。アリ戦の時と同様に、スパーリングで対戦相手に恐怖感を与え過ぎるのは考えものですが・・・・
(ナレーション)
猪木ヨーロッパツアーの主催者は新聞やポスターで大々的に宣伝した。
「黄色い悪魔、残忍で容赦の無いキラー猪木、来たる」
ボックとデートリッヒ
猪木と荒川のスパーリングを真剣に見つめる二人。迫真のスパーリングだったことから、プロレスを知らないデートリッヒは、「キラー猪木」の宣伝文句を真に受け、本当に警戒することになったと思われます。
(ナレーション)
ドイツ・レスリングの英雄、ローラン・ボックとヴィルフレット・ディートリッヒは、アントニオ猪木が繰り広げるスパーリングを真剣な目で見つめている。
デートリッヒへのインタビュー
字幕スーパーは1978年の間違い
「私は、アマチュアのキャリアには終止符を打った。そして、猪木の挑戦を受け容れることにした。何も心配は無い。この闘いで、何かが得られるだろうと期待している」
当時を知る関係者の証言
「デートリッヒはプロレスが最も簡単に大金を稼げる場所だと考えました。問題は彼に観客を喜ばせるような役者の才能があるかどうかでした」
猪木vs.デートリッヒ
遂にこれまで未公開だった「猪木vs.デートリッヒ」の映像が・・・
(ナレーション)
ディートリッヒと猪木の戦いは激しい試合で短時間で終わった。そしてシファーシュタットのクレーンは俳優として好勝負を演じることはできなかった。
ただし圧倒的に強かった。
「シファーシュタットのクレーン」とは、どんな相手でも吊り上げて投げ飛ばしてしまうデートリッヒの異名。実際にデートリッヒは港でクレーン操作の仕事をしていたことがあり、そのクレーン操作の腕前も抜群だったことから、このあだ名が付けられたと言われています。
■強さは見せつけたが・・・・
「猪木が申し合わせに無かった仕掛けをしてきたんです。デートリッヒはレフェリーに抗議をしましたが、聞き入れてもらえませんでした。怒ってしまったデートリッヒは、何度も猪木をつかまえては、大きく弧を描いて投げつけました」
「彼の投げ技は素晴らしかった。ただ夢中になって技を繰り出していたので、プロレスとして成立させることができなかった」
「デートリッヒはこの試合でほとんど金を手にすることができず、再びプロレスをすることもなかった」
(動画を見たドイツ語を理解できる方からコメントをいただきましたので、デートリッヒがプロレスの試合を無視して強烈な投げを連発した理由を追記しました)
プロレス参戦のストーリーはここまで。「再びプロレスをすることはなかった」と締め括られています。このあとは、デートリッヒの晩年、南アフリカへの移住などが語られています。
(ナレーション)
その頃、デートリッヒには健康上の問題も発生していた。心臓の問題で息苦しくなり、自宅では新鮮な空気を求めてバルコニーに座る姿がよく見られた・・・・・
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デートリッヒのプロレス参戦の部分だけをピックアップして、Youtubeにアップしています。ちょっと含みを持たせたような書き方になって申し訳ありませんでしたが、猪木vs.デートリッヒは動画では無く、写真のみで語られていました(スパーリング風景は動画です)。
それから言い訳もひとつ。全編ドイツ語なので、正確に聞き取ることができていません。私の能力ではここまでです。文字なら調べようがあるんですけど、ヒアリングだけだと曖昧な部分も多くて、肝心の猪木戦の結末が「フワッ」とした書き方で申し訳ありません。7割ぐらいは正しいと思って読んでください。ちゃんと聞き取ればわかるはずですので、引き続き勉強中です。もし聞き取れる方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。
プロレス雑誌の表紙集のギャラリーページも見てね。
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猪木×デートリッヒは欧州ツアー最大の謎。初戦は腕固めで猪木勝利。二戦目はボックによると投げられまくった猪木が試合放棄。ラサルテスによると猪木のフォール勝ち…想像するに初戦で腕を決められたデートリッヒは警戒し、テイクダウンとスープレックスを繰り返しまともな試合にならなかったのでは? pic.twitter.com/ZXnR9hvBI4
— pasin (@pasinpasin) September 27, 2022
#映画
— Ptolemaeus J-1 (@5GXQg7Ll9l4VqKD) August 8, 2021
モロッコ
主演/マレーネ デートリッヒ
/ゲーリークーパー
1930年制作
いずれも過去のあるフランス外人部隊の兵士と 酒場の女との恋
端正な美男子クーパーと
美しすぎるデートリッヒ
を見るだけでも飽きません。
最後に 砂漠に向かって
デートリッヒが、、、、、
日本初トーキー映画 pic.twitter.com/9GHZVf0bjR