■第2回ワールドリーグ戦パンフレット
新日本プロレス・第2回ワールドリーグ戦は前年に続き、キラー・カール・クラップを外人トップ選手に迎えた総勢16名の選手による総当たり戦でした。大会の目玉は、アントニオ猪木・坂口征二・大木金太郎・ストロング小林、4人の同門対決・日本人対決です。特に日本プロレス崩壊から因縁のある坂口征二と大木金太郎の対戦には注目が集まりました。
リーグ戦の結果は、注目の日本人4人が見事に同率2位となり、5月16日、日大講堂での最終戦では、首位のキラー・カール・クラップと闘うための優勝戦進出者決定戦が行われました。
それにしても「絶妙」な星取り表です。もしもこの星取り表を考えた人がいたとしたら(あくまでも“もしも”の話ですよ)、算数の計算が得意で、かつ選手の力量、プライド、ギャラ?、全てをしっかりと把握していないと、ここまで「絶妙」な星取り表は作れません。
■第2回ワールドリーグ戦星取り表
■闘いのワンダーランド #014 (1996.12.19放送)
「I編集長の喫茶店トーク」
1975.05.16 両国日大講堂 第2回ワールドリーグ戦
アントニオ猪木 vs. ストロング小林
坂口征二 vs. 大木金太郎
アントニオ猪木 vs. キラー・カール・クラップ
(I編集長) この猪木vs.小林は、放送を見てもらったらわかるんですけどね、卍固めが崩れて、猪木が非常に上手いフォール勝ちをしていますよね。カウント2つか3つか、というようなギリギリでね、大騒動になった試合ですよ。凄い試合をやったんだなと思いますけど、第一戦の「巌流島の決闘」に比べると、やっぱりトーンは落ちますね。それでも相当なレベルの試合だったですよ。ただし最初の様な「殺気」は無いですよね。見ていただいたらわかると思いますよ。
■アントニオ猪木 vs. ストロング小林
週刊ファイトより
(中略)
(I編集長) 最後のグランドコブラにしたってね、なんか隙というか、隙間がないでしょ。そこが全盛時代の猪木の凄さですよ。あれだけ「ビシーッ」と決めるのはね、これはもう芸術と言ったら、また笑われるけども、芸術的な上手さですよ。相手が小林だからね、もう一瞬の隙きも見せちゃいけない試合だったですからね。私はそこに感心しましたね。モタモタ、モタモタしてたら、あれ、小林に逃げられるんですよ。そこはやっぱり猪木だなと感じるところですね。
■アントニオ猪木 vs. ストロング小林
新日本プロレス・パンフレットより
(I編集長) 坂口vs.大木っていうのは、これ、喧嘩腰でやりあった試合ですよ、坂口も血が流れてましたからね。
(I編集長) この大会では、猪木と大木金太郎、坂口と大木金太郎、という人間関係の図式を垣間見ることができましたね。だからそれを頭において見てもらわんと全然わからない部分があると思いますよ。なんであんな試合になったんだ、というね。放送で桜井先生あたりが解説されていると思いますけどね。ま、そこらへんをよく見てください。非常に面白い試合ですから。
■坂口征二 vs. 大木金太郎
週刊ファイトより
(I編集長) 優勝戦の猪木vs.クラップというのは、前年と同じカードだしね。二年目ということもあるんで、ハッキリ言って私の口からどうのこうのと申し上げてもね、視聴者の方も面白くないと思いますし、これはまあ見てのお楽しみとしましょう。ああ、あんな試合だったのか、とわかりますよ。やっぱり猪木がクラップの上手さをね、二年続きであっても引き出しているところが凄いですよ。その猪木のテクニックを見てください。ま、そういった試合ですよ。
■アントニオ猪木 vs. キラー・カール・クラップ
新日本プロレス・パンフレットより
喫茶店トークの導入部分しか紹介できませんでしたが、全部でA4で15ページぐらいの記事になっています。例によってI編集長のトークは、底なし沼のように続きますので、まだまだ内容は盛りだくさんです。今回は「ファイトクラブ公開中」のサイトにアップされていないコンテンツとなりますので、ご覧いただけないようです。それもファイト編集部の方針なのでしょう。それだけスペシャルな内容? そういうときは、会員登録して定期購読すると読めますよ!。毎回言いますが、私は儲かりませんけど。
最近、「週刊ファイト – 武道・プロレス・格闘技の”見る本”電子書籍」というサイトに、当サイトの「I編集長の喫茶店トーク」のコーナーをリメイクした記事を掲載してもらっています。
これまでは、当サイトの「I編集長の喫茶店トーク」のページでは、井上節をとことん忠実に再現した書き起こしで掲載していました。ひたすら文字だけの完全にマニア向けのページで、読むのも一苦労なのは承知の上で、個人的な趣味・記録という意味で掲載していたものです。
これをメジャーなサイトに掲載して広く読んでいただくために、関連の写真などを随所に入れ込んで、見やすく面白い記事にリメイクしてみました。Y・I節も文字だけではわかりにくいところは積極的に補足しています。よろしければ電子版「週刊ファイト」のページをご覧ください。
■[ファイトクラブ] “クレイジー” シン I編集長が語るエピソード続編
プロレス雑誌の表紙集のギャラリーページも見てね。
ツイッター twitter も見てね。
サイト内検索ボックス
プロレスラーの名言いかがですか?
— 味のプロレス☀グッズ発売中♪ (@buchosen) October 5, 2021
#味のプロレス #こんなお話いかがですか pic.twitter.com/DhJqnM4ZER
藤本、つくし、向後 メキシコ滞在5日め!唯一といってもいいほどのオフ日を満喫 https://t.co/cuCYz24jzi #WeeklyFightMiruhon #週刊ファイト#アイスリボン #iceribbon #女子プロレス #プロレス #スポーツ #トレンド #スポーツを止めるな #スポーツ女子 #トレンド #トレンド速報 pic.twitter.com/Z323Xl2ui1
— 週刊ファイトWeekly Fight (@miruhon) October 5, 2021