menu

タイガー・ジェット・シンのプロレスラーとしてのルーツが明らかに!?(2021/09/24更新)

  1.  前の記事◀ 
  2.    
  3.  ▶次の記事 

タイガー・ジェット・シン
「週刊ファイト」より

 42年前の週刊ファイトの記事で「シンとI編集長の“12.4 焼き肉和解”の夜」を検証。

 さらに喫茶店トークは、シンがベンガル虎に噛みつかれたエピソードの続編。タイガー・ジェット・シンのプロレスラーとしてのルーツが明らかに!

 後半のトークは、猪木vs.小林の再戦。猪木との初戦に敗退して海外で出直したストロング小林は、リベンジマッチで闘いのテーマをクリアできたのか?

■闘いのワンダーランド #012(1996.12.17放送)
「I編集長の喫茶店トーク」
1975.03.13 広島県立体育館
NWF世界ヘビー級選手権王座決定戦
 アントニオ猪木 vs. タイガー・ジェット・シン

 この試合はNWF本部が、選手権試合の挑戦者としてタイガー・ジェット・シンを指名したことに対して、新日本プロレスサイドと見解の相違があったことから、猪木が不服としてNWFタイトルを返上。あらためて王座決定戦として決行された試合です。試合はシンがそれまで見せたこの無かった大技“ブレーンバスター”を繰り出し、最後はナックルパンチで猪木を倒して3カウントのフォールを奪いました。シンがNWF王座を戴冠した記念すべき試合です。この「喫茶店トーク」はこちら。

■「シンとI編集長の“12.4 焼き肉和解”の夜」
週刊ファイト

「週刊ファイト」(1979年12月18日号)より

(中略)

(I編集長) 先日の喫茶店トークのコーナーでお話した、シンがベンガル虎に噛まれた話はちょっと訂正がありましてね。確かこの前の放送で「右腕を噛まれた」と言うようなことを申し上げたと思うんですけど、後で調べてみたら、左肘なんですよ。肘のところね。当時の週刊ファイトなんかをひっくり返してみますと、ベンガル虎の牙で引っかけられたという、そういった記事がありますよ。これね、詳しい話をさせていただきますと、シンは8歳の時にインドに住んでまして、父親と一緒にハンティングに出かけたんですよね。その時にベンガル虎に襲われてるんです。「ガーッ」とやられたんですね。シンの話だと半年ほど高熱を出して生死の境をさまよったと言いますよ。

猪木vs小林
「週刊ファイト」(1978年)より

(I編集長) そうか、そう言う由来で「タイガー」というリングネームをつけたのかと思って、シンに「虎に噛まれたから、虎と闘った傷跡があるから、だからそういった名前を付けたのか?」と聞いたら、「そうじゃない」と。プロレス的には本当はその方が面白いんだけどね、ベンガル虎と闘ったことがあるから、「タイガー」とリングネームを付けたんだ、伊達や酔狂で付けたんじゃ無い、そういう話の方がいいんですけども、本当は。

タイガー・ジェット・シンの大邸宅
「週刊ファイト」(1983年3月8日号)より

(I編集長) 実はシンが16歳の時、最初にインドでプロレスの修行した時の師匠が、「タイガー・ジョギンダー・シン」なんですよね、これ。タイガー・ジョギンダーというのは、力道山時代に日本に来たインドの名・・・?、名レスラーでしょうね。この人の元に弟子入りしてプロレスのイロハから教えてもらったと言うことなんです。

■タイガー・ジョギンダー・シン
猪木と大木
Wikiwand:https://www.wikiwand.com/en/Tiger_Joginder_Singh

(I編集長) 「タイガー」の名前の由来がベンガル虎の一件では無いのなら、師匠のリングネームのタイガー・ジョギンダーからもらって「タイガー」と付けたんだろう。もう一人の師匠であるフレッド・アトキンスよりもタイガー・ジョギンダーの方を師匠格として上に置いて、だからリングネームをもらったんだろう、と言う風にも僕は考えましたよ。 これもシンに聞いてみますと、これまた違うと言うんですよね。結局「インドのレスラーはみんな“タイガー”と付けるんだ」ということなんですね。インドで強さの象徴と言えば“ベンガル虎”なんですね。だから「インドのレスラーはみんな“タイガー”なんだ。そう付けるものなんだ」と言ってましたね。なんだ、そういうことか、と・・・。 ベンガル虎に噛みつかれたからでも無く、師匠の名前をもらったのでも無かった。ちょっと肩すかしだったけれども、それでもそこら辺の話、いろいろ「タイガー」に因縁があるっていうのが、僕は非常に面白いなと思った記憶がありますね。

 全部でA4で15ページぐらいの記事になっています。「シンとI編集長の“12.4 焼き肉和解”の夜」「猪木vs.小林、再戦のテーマとは」など、まだまだ内容は盛りだくさんです。「ファイトクラブ公開中」のサイトでご覧いただけます。サイトでも無料版は途中までしか読めないかも知れません。ファイトクラブ会員になると、その他の記事も沢山閲覧できますよ。是非ご登録を

「ファイトクラブ公開中」

 久しぶりのHP更新です。最近、「週刊ファイト – 武道・プロレス・格闘技の”見る本”電子書籍」というサイトに、当サイトの「I編集長の喫茶店トーク」のコーナーをリメイクした記事を掲載してもらっています。

■電子版「週刊ファイト」公開ページ

電子版「週刊ファイト」公開ページ

 これまでは、当サイトの「I編集長の喫茶店トーク」のページでは、井上節をとことん忠実に再現した書き起こしで掲載していました。ひたすら文字だけの完全にマニア向けのページで、読むのも一苦労なのは承知の上で、個人的な趣味・記録という意味で掲載していたものです。

 これをメジャーなサイトに掲載して広く読んでいただくために、関連の写真などを随所に入れ込んで、見やすく面白い記事にリメイクしてみました。Y・I節も文字だけではわかりにくいところは積極的に補足しています。よろしければ電子版「週刊ファイト」のページをご覧ください。

■[ファイトクラブ] “クレイジー” シン I編集長が語るエピソード続編
電子版「週刊ファイト」公開ページ

  1.  前の記事◀ 
  2.    
  3.  ▶次の記事 

 


プロレスランキング

新着情報

2021/09/24
「タイガー・ジョギンダー・シン」
2021/09/18
ロシモフを「バケモノ」扱いしたことが間違いですよ。
2021/09/15
「業界の掟を破った猪木。そこが凄いところですよ」
2021/08/29
「ファイトクラブ公開中」
2021/07/11
Youtube 東スポチャンネル「熊本旅館破壊事件」その2
2021/07/10
Youtube 東スポチャンネル「熊本旅館破壊事件」
2021/06/30
オレたちの激闘ベスト5「狼軍団編」
2021/06/16
'84IWGP 闘魂は死なず-アントニオ猪木
2021/06/15
'84IWGP 長州乱入の真相
2021/06/14
'84IWGP第32戦 蔵前国技館(最終戦)
2021/06/13
'84IWGP第31戦 横須賀大会
2021/06/12
'84IWGP第30戦 豊橋大会
2021/06/11
'84IWGP第29戦 愛知大会
2021/06/10
'84IWGP第28戦 静岡大会
2021/06/09
'84IWGP第27戦 越谷大会
2021/06/08
'84IWGP第26戦 青森大会
2021/06/07
'84IWGP第25戦 仙台大会
2021/06/06
'84IWGP第24戦 横浜大会
2021/06/05
'84IWGP第23戦 大宮大会
2021/06/04
'84IWGP第22戦 岡山大会
2021/06/03
'84IWGP(6月3日)
2021/06/02
'84IWGP第21戦 宇和島大会
2021/06/01
'84IWGP第20戦 高松大会
2021/05/31
'84IWGP第19戦 高知大会
2021/05/30
'84IWGP第18戦 松山大会
2021/05/29
'84IWGP第17戦 千葉大会
2021/05/28
'84IWGP第16戦 浜松大会
2021/05/27
'84IWGP第15戦 東京・後楽園ホール大会
2021/05/26
'84IWGP(5月26日)
2021/05/25
'84IWGP第14戦 富山大会
2021/05/24
'84IWGP第13戦 大阪大会
2021/05/23
'84IWGP第12戦 前橋大会
2021/05/22
前半戦を終えた'84IWGP
2021/05/21
'84IWGP第11戦 新潟大会
2021/05/20
'84IWGP第10戦 銚子大会
2021/05/19
'84IWGP第9戦 岡崎大会
2021/05/18
'84IWGP第8戦 広島大会
2021/05/17
'84IWGP第7戦 長崎大会
2021/05/16
'84IWGP第6戦 佐賀大会
2021/05/15
'84IWGP第5戦 熊本大会
2021/05/14
'84IWGP第4戦 宮崎大会
2021/05/13
'84IWGP第3戦 北九州大会
2021/05/12
'84IWGP第2戦 大分大会
2021/05/11
'84IWGP開幕戦
2021/05/10
'84IWGP前夜祭
2021/03/15
神田伯山の“真”日本プロレス
2021/02/27
I編集長喫茶トーク「猪木vsウィリー」
2021/02/06
異種格闘技 ミスターX戦
2021/01/25
橋本&蝶野コンビ
2021/01/21
超不機嫌な猪木・1984.1.13 横浜文体
2021/01/12
初代タイガーマスクの激闘5(テレ朝ch2)
2020/12/31
初代タイガーマスクがSammy Leeだった時代のビデオ
2020/12/27
週刊ゴングの見出しで見る
12.27イヤーエンドin国技館
2020/12/27
週刊プロレスの見出しで見る
12.27イヤーエンドin国技館
2020/12/27
週刊ファイトの見出しで見る
12.27イヤーエンドin国技館
2020/12/26
東スポの見出しで見る
12.27イヤーエンドin国技館
2020/12/19
前田日明の激闘5(テレ朝ch2)
2020/12/14
安生洋二の激闘5(テレ朝ch2)
2020/11/29
古舘伊知郎プロレス初観戦のエピソード
2020/11/09
木村健吾、長州力を完全フォール
2020/11/01
徳光和夫の自慢できる話 ハルク・ホーガン
2020/10/26
徳光和夫の自慢できる話 キラー・カーン
2020/10/25
アニマル浜口が藤波をクリーンフォール
2020/10/19
ターザン山本!猪木にシュートマッチを挑んだ
2020/10/11
バイクを投げる謎のレスラー「キリフィ・サパ」
2020/09/21
「シンvs上田」大阪府立・前田明の受難(2020/09/21更新)
2020/09/08
続・幻の放送?「前田vsジャイアント」(2020/09/08更新)
2020/09/06
地方でも放送されていなかった?「前田vsジャイアント」
2020/08/13
徳光和夫のプロレス自慢できる話
田上明編/ベイダー編/前田日明編
2020/08/11
「オレの激闘ベスト5」#25 ドリー・ファンクJr.
2020/07/24
1989.7.24 猪木当選「消費税に延髄斬りをしたか?」
2020/07/12
猪木vsアリ戦後の一般週刊誌

 お問い合わせは掲示板メールでどうぞ。

 プロレス雑誌の表紙集のギャラリーページも見てね。

 ツイッター twitter も見てね。

これまでの更新記事はココをクリック

サイト内検索ボックス

「いいね!」

Favorite Cafe 喫茶店トーク

I編集長・喫茶店トーク

 

 

 

inserted by FC2 system