「週刊ファイト!ミルホンネット」というWebサイトに、当ページの「I編集長の喫茶店トーク」のコーナーをリメイクした記事を掲載してもらっています。今週の掲載は、闘いのワンダーランド #022(1997.1.3放送)から、「取材拒否」にまつわるI編集長の青春時代の物語です。さらに、闘いのワンダーランド #025(1997.01.08放送)から、「喫茶店トークとは何か?」も掲載しました。リンクのサイトでは無料でも冒頭部分が閲覧できるようになっています。
■闘いのワンダーランド #022(1997.1.3放送)
「I編集長の喫茶店トーク」
1976.05.11 東京体育館
坂口征二vs.ペドロ・モラレス
アントニオ猪木vs.ビクター・リベラ
■坂口征二vs.ペドロ・モラレス
週刊ファイト(1976.06.05号)より
冒頭部分はコチラ。無料の「ファイトクラブ公開中」ページでどうぞ
以下、有料部分も含めて、抜粋して紹介します。
I編集長が新大阪新聞の運動部デスクだった時代、「東京プロレス」旗揚げを大々的に書き立てて、老舗「日本プロレス」の逆鱗に触れてしまった。事実を書いてなんで取材拒否なんだと、強気で放ったらかしにしていた井上デスク。なんと新大阪新聞社ビルの前にヤバい車が。井上デスク(I編集長)は変装して裏口から逃走した。取材拒否でプロレス会場の取材が出来ないため、初来日のモラレスの写真が撮れず、井上デスク(I編集長)は苦肉の策で東スポから拝借・・・・。
■新大阪新聞社
出典https://bb-building.net/tatemono/osaka/956.html
(I編集長) 上司から「井上くん、なんか日プロから内容証明付きの書類が来たで」と言われて、何だろうなと開けてみたらそういうことが書いてあるわけですよ。しかしこれ、けしからん話ですよ。私の記事が嘘八百であればですね、これはもう日本プロレスからそう言われるまでもなく、コチラから東京に行って謝ってますよ。
■2003年には井上譲二編集長にも
週刊ファイトより
(I編集長) ところが「東京プロレス」が旗揚げしたことは事実なんですからね。そういった事実を書いて、なんで取材拒否をくらわなきゃいけないんだという訳で、私は放ったらかしにしておったんですよね。
■日プロが怒った東京プロレス関連記事
週刊ファイトより
(I編集長) 考えてみますと取材拒否とか、ヤバイことを書くとかね、そういったことはヤッパリしてはならないんですよ、これ。我々は同じ業界の中で仕事しておる訳ですからね、「キャーキャー、キャーキャー」ね、お前のとこがこう書いた、お前のところがこんな事を書いた、だから取材拒否だとかね、じゃあ暴露してやるとかね、そういったことはホントはやってはいけない、つくづくそう思いましたよ。昨年(1996年)、某団体と某週刊誌とのいざこざというのがありましたわな。ホントはああいったこともして欲しくはなかったですね、私は。
■週プロ編集長交代劇
週刊ファイトより
(I編集長) いつも言いますように「時間という名の魔術師」というのはこれなんですよね。「時間という名の魔術師」という言葉は私が使ってますけども、それはやっぱり時間が経てばね、全てに効く力なんですよ、これは。時間と共に「恩讐の彼方」になりますし、「父帰る」ということになりますでしょ。ですから時間が経てば「ヤアヤア」ということになってくるんですよ。
■「恩讐の彼方」「父帰る」
Amazonより
(I編集長) やはり同じ業界の中でね、そういった「お前のとこは取材拒否だ」とか、なんとかかんとかと言うのは良くないですよ。かつては私も変装して付け髭なんかをつけて、それで裏の方からコソコソとっと逃げ出したりしましたよ。家に帰る時でも大変でしたよ。誰か家にいないかと心配して、家の周りを10分ほど歩き回ってから帰ったりしましたね。そういうことをしちゃあならないですよね。しかし、それもヤッパリ懐かしい思い出ですけどね。
■ヒール編集長・ターザン山本
週刊ファイトより
週刊ファイトより
「今回のトークには「恩讐の彼方に」「父帰る」というフレーズが唐突に出てきましたが、文学青年だったI編集長ワールドならではの喩えです。Y・I語録には、編集長お気に入りの菊池寛が度々登場しました。
「週刊ファイト – 武道・プロレス・格闘技の”見る本”電子書籍」
今回も喫茶店トークの一部のみの紹介でした。全部でA4で14ページの記事になっています。web版週刊ファイトでは、I編集長のトーク全文を掲載しています。「ファイトクラブ公開中」のサイトにもアップされていますので、ご覧いただけます。
これまでは、当サイトの「I編集長の喫茶店トーク」のページでは、井上節をとことん忠実に再現した書き起こしで掲載していました。ひたすら文字だけの完全にマニア向けのページで、読むのも一苦労なのは承知の上で、個人的な趣味・記録という意味で掲載していたものです。
これをメジャーなサイトに掲載して広く読んでいただくために、関連の写真などを随所に入れ込んで、見やすく面白い記事にリメイクしてみました。Y・I節も文字だけではわかりにくいところは積極的に補足しています。よろしければ電子版「週刊ファイト」のページをご覧ください。
■[ファイトクラブ] 60歳を過ぎても失わない世界チャンピオンの矜持
プロレス雑誌の表紙集のギャラリーページも見てね。
ツイッター twitter も見てね。
サイト内検索ボックス
BEAMS JAPAN ×初代タイガーマスク企画 スウェットパーカー限定発売! https://t.co/pCmIApdzMh#WeeklyFightMiruhon #週刊ファイト#ストロングスタイルプロレス #昭和プロレス #女子プロレス #ss_pw #bjw #marvelouspro #ディアナ #AWGカラーズ #松井かわいい #pr666 #basara_pw pic.twitter.com/pykZs1TDgi
— 週刊ファイトWeekly Fight (@miruhon) October 29, 2021
1992年10月29日RINGS「メガバトルトーナメント」名古屋
— ラジプロ!!【広島届】プロレスとは底が見える底なし沼 (@rajipro) October 29, 2021
一回戦の好カード、佐竹雅昭vs長井満也!打撃戦に終始したこの試合、佐竹が拳打のラッシュで84秒で轟沈!しかし、RINGSのセコンド陣が拳による不当な攻撃をアピール!石井館長が鬼の形相で詰め寄り佐竹KO勝ち! pic.twitter.com/gmfC3LbfvT