久しぶりのHP更新です。最近、「週刊ファイト – 武道・プロレス・格闘技の”見る本”電子書籍」というサイトに、当サイトの「I編集長の喫茶店トーク」のコーナーをリメイクした記事を掲載してもらっています。
これまでは、当サイトの「I編集長の喫茶店トーク」のページでは、井上節をとことん忠実に再現した書き起こしで掲載していました。ひたすら文字だけの完全にマニア向けのページで、読むのも一苦労なのは承知の上で、個人的な趣味・記録という意味で掲載していたものです。
これをメジャーなサイトに掲載して広く読んでいただくために、関連の写真などを随所に入れ込んで、見やすく面白い記事にリメイクしてみました。Y・I節も文字だけではわかりにくいところは積極的に補足しています。よろしければ電子版「週刊ファイト」のページをご覧ください。
■伝説の腕折り事件!凄まじき猪木に“クレイジー”シンも震え上がった
上記のリンクで現在掲載中の記事を読むことが出来ます。おまけとして、以下に次号の記事をちょこっとだけ。(フライングで、現・編集長に怒られるかも)
たとえ舞台裏であっても取材も出来ないほど凶暴・凶悪なタイガー・ジェット・シン。ところがファイト記者のねばりと根性によって、奇跡のカナダのシン自宅訪問が実現。そして出来あがった「週刊ファイト・シン特集号」は、井上義啓氏自身、自分の編集長時代の「遺産」だと語っている。
「これは週刊ファイトでなかったら出来ませんよ。自慢するわけじゃないけどね」(I編集長)
■闘いのワンダーランド #008(1996.12.11放送)
「I編集長の喫茶店トーク」
1974.06.26 大阪府立体育館
アントニオ猪木 vs. タイガー・ジェット・シン
(I編集長) タイガー・ジェット・シンというのは、今でこそ人気レスラーですけどもね。当時は無名のそこに居るのか居らんのか、わからんような男だったですよ。だから、ジェット・シンとしたら必死でしたよね、なんとかしてここで一流レスラーの仲間入りをしたいという。だから伊勢丹の襲撃事件とかね、ああいったことにしたって恐らくもう必死になってやったと思いますよ。
「週刊ファイト」(1980年)より
(I編集長) ジェット・シンという男はね、演出でね、オレはヒールなんだから、ここで観客を殴らなくちゃいけない、カメラマンを蹴飛ばさなくちゃいけない、というようなことじゃないんですよね。この男はね、もう成りきってしまってるんですよ。自己暗示というのが非常に強い男なんだよね、自己催眠というかね。だから、演技・演出でやってるんじゃないんですよ。これが非常に怖いんですよ。演技でやっておればね、まだ、カメラマンが居らんようになったり、ホテルのロビーなんかで会った時にはね、ハッキリ言えば、「この前はどうも済まなんだな」というような話になるでしょ。ところが全然無いですよね、あの男は。
「週刊ファイト」(1978年9月12日号)より
(I編集長) あの男はね、トロントの近郊に自宅がありまして、私が編集長をやっていた時に「シン特集号」というのを出したんですよね。これはもう、業界の七不思議でね、よくシンが「ウン」と言ったなと言うようなことだったんですけどね。これは今(1996年)、週刊ファイトの編集長をやっているフランク井上、井上譲二君ですけどね、これがそれこそシンにどつかれながら突撃して行ったんですよ。
「シン特集号」は私が編集長をしておった時の遺産の一つでしょうね。よくやれたと思う。自分でも思うしね。
「週刊ファイト」(1981年10月13日号)より
(I編集長) それまではね、ジェット・シンには、僕はもう5、6回やられてるんじゃないですか?蹴られたり、ネックハンギングされたり。話をしてたらね、いきなり来るんだよ、あやつは、どこからともなく。他のレスラーだったらね、だいたい分かるじゃないですか。ところがシンというのはね、猫の様にというか虎の様にというか、足音を忍ばせて「スーッ」と来るんですよ。気が付いたら、もうそこに居るんですよ。それでいきなりあの形相で首を絞めてくるんですよね、こうやって。ネックハンギングですよ。そんなことが2、3回はあったしね。ネクタイをこうやられてだね、首を絞められたこともあるしね。
■シンに襲撃された井上譲二記者
電子版「週刊ファイト」公開サイトより
シンの悪行を語る来週号のYI編集長のトークは、この後まだまだ続きます。私のHPの喫茶店トークで“省略”としている部分も、この先公開していく予定です。たぶん、来週末頃に「ファイトクラブ公開中」のサイトでご覧いただけます。サイトでも無料版は途中までしか読めないかも知れません。ファイトクラブ会員になると、その他の記事も沢山閲覧できますよ。是非ご登録を。
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