両国固め、市役所固め、サラ金固め・・・ドン荒川のオリジナルホールド。名前ばかりが先行してどんな技か分からないので調べました。
■市役所固め
(写真)週刊プロレス217号より転載
マサ斎藤の監獄固めにインスパイアされて開発した技。足を4の字に固めるのは監獄固めと同じだが、荒川の場合は腕力で絞め上げる。ネーミングも「監獄」に対抗して同じく公共施設の名前から「市役所」としたらしい(諸説あり)。
■両国固め
(写真)週刊プロレス236号より転載
脇固めの変形だが重要なポイントはドン荒川自身の左手を高く掲げること。そして「Vサイン」をするのが技の完成形。写真は1987年12月4日の両国国技館、ドン荒川vs野上彰。両国に足を運んだファンは、期待通り荒川の“両国固め”を見ることが出来れば盛り上がる。しかし、あえて“市役所固め”でフィニッシュしたりすることもあったらしい。
■サラ金固め
(写真)週刊プロレス221号より転載
旧UWFの定番、チキンウィング・フェイスロックに近い固め技。右手と自分の頭を使って相手の首を固めている。首が回らなくなるので“サラ金固め”と名付けた。
■お年玉
(写真)週刊プロレス240号より転載
1988年の新春シリーズで公開した。荒川は試合前にマイクを持って「今年は新しい技を開発しましたが、反則技なので使いません」と挨拶。使わない技の開発をアピールするのも変な話。しかし実際には試合で使用してしまっtた。要は金的攻撃。タマを落とす技なので“お年玉”と名付けた。
■瞬間湯沸かし器
(写真)週刊プロレス246号より転載
道場の練習を取材に来たプロレスマスコミに公開。脇固めの変形のように見える。この技をかけられた相手が痛さで「アチチ」と叫んだことから“瞬間湯沸かし器”と命名した。実際の試合で使われたのかは不明。
プロレス雑誌の表紙集のギャラリーページも見てね。
ツイッター twitter も見てね。
サイト内検索ボックス
本日は #駅弁の日 だよ。
— ラッシャー (@Rusher_415) April 9, 2020
プロレスで駅弁といえば『駅弁固め』を連想するね。あの技はチョコボール向井氏が開発したものとされているわけだけど、それには強く異議を唱えておくぞ。なぜなら駅弁固めのルーツは、俺が編み出した幻の大技「風車吊り」だからなんだよ。 pic.twitter.com/1lJ4RbZfwP
楽しめる技の名前はいいのだが、困ったのは田中リングアナ。決まり手をコールする時に恥ずかしかったとのこと。
【プロレス日めくりカレンダー】4月11日は“UWF旗揚げ”の日 https://t.co/rJYcFrusi1 #週プロモバイル #プロレス日めくりカレンダー #今日は何の日 pic.twitter.com/RxTOyeSApI
— 週刊プロレス (@shupromobile) April 10, 2020